急に仕事が忙しくなり帰宅が遅く、その歯医者を芦屋で探すならどうしてかはもっと歯磨きもせず寝ることの多くなったのが1年以上続いた時、ある日鏡に写った歯を見て驚いた。黒い筋の様なものが見える。そういえば最近歯が痛む気がする。翌日すぐ歯医者に向かった。ちょっと虫歯くらいかなと思っていたが、見てくれた歯科助手さんぽい人が院長と話し始めて嫌な予感がした。話題の親知らずを抜歯するなら東京から行くとしかも長い。院長がやってきて、「これ歯が痛いって自覚はなかったの?」と開口一番言われた。その日すぐ神経に近くかなり重症な1本目を削り、薬を詰めた。そこから2ヶ月毎週歯医者に通うことが始まった。治療箇所は全部で8箇所。全て歯と歯の間。この東京の根管治療ではここが口コミが良いといっても毎回削ってはレジンを詰め、淡々と治療が進められた。削るしかないと言われて泣く泣く毎回削った。麻酔は敗者が初めてだったが、頬のやわらかいところに刺すのであまり痛くはなく、頭に弱い自分でも耐えられた。自分の健康な歯がもう2度と戻ってこないと思うと毎回家に帰って泣いた。高音の機械でチュイーンと削るのは耐えられたが、近くの神戸で人気の小児矯正を見つけることで1箇所重症の箇所で低音のゴウンゴウンと削る機械は頭蓋骨に響いて苦手だった。(もちろんひどくなければ使わない機械)2ヶ月の治療を終えて振り返ると、おそらく歯医者に1万5千円くらい払ったと思う。高い出費と失ったものは大きいが、話題の芦屋の根管治療を探すとこれはどうしてもとこれから歯を大切にしようという意識を得られたことは大きい。