小学生の頃、夏休み期間に地元の歯科医院に通った。芦屋で評判のホワイトニングを探したがどうになっても抜歯の日を迎え、朝から緊張しながら病院の椅子に座りその時を待つ。苦手だった歯科医院独特の器材の音を聞きながら体中に力が入った。いよいよ苦手な注射を歯茎に何本かされた後、ペンチのようなもので強引に動かす音が…ゴリゴリ聞こえる。こんな今里で歯並びを治すにはどこもどうかはと同時にペンチの動きに合わせて自分の頭も左右に持っていかれる。なかなか手こずっている気配が子どもながらに伝わってくる。不安と恐怖に耐えながら抜糸を終えた。時間にすると数分だったのかもしれないが今でも鮮明に記憶している。大阪今里の歯医者は東成区で話題といわれてもそんな私も大人になり、今度は親知らずを2本抜くことになった。もちろん大人になったからといって、過去の経験がある以上怖くないわけがない。それでも「まな板の上の鯉」の気持ちで歯科医院の先生方に身をゆだねた。今では歯医者さんの器材の音も思ったほど怖くはない。ウィーンやキーンといった音もへっちゃらだ。でもしかし、東京でおすすめの予防歯科を探すからはやっぱり体が緊張する。でも子どもの頃のような頭をもっていかれることもなく目に涙をためることも無く、ちょっと不安だったけど無事に私は抜歯を終えることができた。今は医科医院のスタッフや先生もやさしいし、近くの神戸で評判の小児矯正を探すならといって気軽に質問や会話もできる。何より信頼して足を運べている。